現行基幹システムとkintoneとの連携

事例内容

株式会社ゼンク

基幹システムとkintoneを連携することでクラウド化、自動化プログラム(Python)による業務効率化を実現

様々な理由により、納期管理をクラウド化(kintone化)するご提案。

  • 大規模な開発が必要となり予算的に厳しい。
  • 業務フローを変えたくない。
  • コロナ禍で在宅出来る業務を増やして出勤を減らすことが急務となった。

お客様のご要望

  • 既存の基幹システムは残したまま、出来るだけ業務フローを変えずに納期管理をクラウド化したい。
  • 営業、技術、調達の関連する各部門で自宅等外部から見れるようにしたい。

従来の運用状況

ゼンク1_1 (PNG 16.7KB)

これまでは基幹システム(MS SQLServer2005)の情報を納期管理専用のExcelファイルに転記してファイルサーバ(オンプレミス、外部からの接続不可)上で共有していた。
当初は基幹システム全体のクラウドへのリプレイスをご要望として受けていた。

構築内容

ゼンク2_2 (PNG 17.8KB)

お客様社内のサーバ内にPythonで開発した自動連携ツール(pytone https://zenk.co.jp/news/info/2649)を設置。
1分おきに基幹システムの必要データの新規追加、更新部分を監視、該当データがある場合、kintoneへアップデートするシステムを構築。

実装した機能
機能名称 機能概要
既存データベースとの連携 プログラムからデータベースへ接続する
データの更新を監視して、データを取得する
レコード追加機能

データベースに追加された内容をkintoneに反映する

レコード更新機能 データベースに追加された内容をkintoneに反映する
フォルダの自動作成 kintoneのレコードを追加する際にテンプレートフォルダを自動で作成する
レコード通知機能 担当営業者に通知メールを送る
例)納期が近い場合など
kintoneカスタマイズ Javascriptによるカスタマイズ
その他kintone基本設定 kintoneのフォームの作成や絞り込みなどの設定

詳細はホームページ内でも公開しております。
https://zenk.co.jp/news/info/2960

pytoneってどんなツール?

pytone説明図

導入後の効果

納期管理に関する会議時、Excelファイルを使っていたが本システム導入以降はkintoneで情報共有することで同Excelファイルを廃止。

お客様の声

  • 手動で転記していた部分がなくなり、ミスが減り、時間も削減できた。
  • 一覧画面によって管理したい情報をすぐに確認出来るようになった。
  • 帰る時間が早くなったと言っていただきました! 

事例のポイント

リプレースできずサポート切れのOS、DBで基幹システムを使い続けている企業向けに同様の提案が可能である。
他にAS400なども今回開発した自動連携ツール(pytone)をカスタマイズすることで流用可能と考えている。

企業紹介
株式会社ゼンクロゴ
企業名
株式会社ゼンク
住所
神奈川県川崎市幸区柳町1番地 伸幸ビル5F
電話番号
044-511-4222
FAX番号
044-873-7886
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